PALA回路とは

Li-Poバッテリーの交換リサイクル寿命を飛躍的に延ばす
たとえ20日間無日照が続いても、
地震を感知すると避難経路を照らしてくれます

従来型放電・充電制御の場合

従来の一般的なソーラー発電街路灯は1組のバッテリーを使用して蓄電しています。
夜間照明を点灯させて電力を消費します。
消費した電力を昼間にソーラーハ°ネルから供給される電力をバッテリーに蓄えます。
そして夜間に照明を点灯させます。
バッテリーの寿命を迎えるまでこれを繰り返します。
通常は放電深度や、外気温度などの影響で3~5年程度で寿命を迎えています。

 

PALA回路の場合

PALA回路は、容量の比較的少ないLi-Poハ゛ッテリーを8個(標準品)並列に配置、このLi-Poバッテリーを1日ずつ順番に使用します。
1日目に1番目のLi-Poハ゛ッテリーでLEDを点灯させます、電力を消耗した電池は翌日の昼間ソーラーパネルからの電力で充電されます。
2日目には次の2番目のLi-Poハ゛ッテリーを使用してLEDを点灯させます。
同様に翌日の昼間2番目のLi-Po電池を充電させます。
このように、順番にそれぞれの電池を使用していきますので、9日目で2回目の放電・充電の開始となります。
放電時の1本あたりの放電深度を80%以内に設定し、充電時もハ゛ッテリーマネシメントを行うことで、安定した充電・放電サイクルを可能にしました。

 

20日間雨天が続いても、地震を感知すると避難経路を照らす仕組み

従来型放電・充電制御の場合

従来の一般的なソーラー発電街路灯は、雨が降り続くとソーラーパネルからの電力供給が無く電力を消費し続けます。
このような状態が長期間続くとバッテリーの寿命にも大きな影響を及ぼし、たとえ雨が上がり晴天になっても十分に蓄電できなくなります。
20日以上雨が降り続けば、空っぽになっていることでしょう。
そんな夜に大地震が発生したら・・・・・。
残念ながら、避難経路を照らしてくれることは無いでしょう。

 

PALA回路は

雨が降り続くとソーラーパネルからの電力供給が無いので、電力を消費し続けます。
1日に1本分の電力を消費するとすれば、7日目で7本分の電力を消費します。
しかし残り1本分になった時点で、PALA回路が通常点灯を停止させます。
たとえ20日間雨が続いても、1本分の電力を保持したまま待機します。
それは、大地震が何時発生しても、避難経路に明かりを供給する使命がある為です。
震度5程度の揺れに反応する感震センサーが作動すれば、1時間点灯します。
その後余震が来ても、再度1時間点灯します。
最後の電力を使い果たすまで、何度でも点灯し続けます!!
これがPALA回路です。

土佐通信ブログ

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